2014-02-05
2014年2月5日
年明けからお雑煮を作ったり箱を作ったりして、ノンビリ過ごしているような顔をしていますが、実は内心オタオタしてます。
三月には私の一大イベント、初レコーディングがあるのです。二曲弾かせて頂く予定です。
駄目と言われた時の無意識の逃げ道のためか周りに言わないでいたのですが、カッコ悪くなることを怖れるなんてカッコ悪い!…と、十分カッコ悪くなった今頃、書いています。
CDは、作曲家の伊福部昭先生の作品集です。ここで、習ったこともないのに「先生」をつけちゃったりすると、伊福部先生にあの世から、「誰だよ」と言われそうですが、私は伊福部作品によって言葉では言い表せないほどのことを学んでいるので、やっぱり伊福部先生なのです。
「先生」って、こちらが謙遜して言っているようで、「この人と知り合いですよ」の自我が現れたりする微妙な言い回しであるような気もして、このように言い訳がましくなります。
その伊福部先生は日本を代表するクラシック音楽の作曲家ですが、実は二十五絃箏のために多くの曲を作られました。それも名曲揃い!!自分がどこから来たのかとか、思索の世界に引きずり込まれます。
そして難しい〜。
憧れの気持ちが強すぎて、時期尚早と分かっていながら、毎年伊福部先生の曲を一曲、リサイタルで弾いています。
でも、やっぱり難しい〜。
前回のリサイタルでは、弾けないところを練習する夢を毎晩見て、うなされては揺り起こされ、前々回のリサイタルでは、「負けるもんか!」の自分の声に跳び起きる始末。
今回はどうなりますことやら。
自分の演奏はさておき、レコーディングの準備では、すっごく良くして頂いていて、そして曲に関してもナゼナゼの話がいっぱいで、楽しくて楽しくてたまりません。
ということで、今度は私のホームズぶりを明らかにしたいと思います。