本当にその言葉しかありません。
リサイタルを無事に終えて生きて帰ってきました。
拙さは拙さのまま、ありのままでいられたのは、自分の力ではまったくありません。
七転八倒の日々の中、転んだら必ず手を差し延べてくれる人がいて、
倒れたら必ず脇から抱えて起こしてくれる出来事がありました。
舞台で弾いているときには、緊張症の私の肩を皆が順番にそっと叩いていってくれる感じがしました。そのままでいいよ、と言ってもらっている気がして、肩肘を張らずに済んだことには感謝してもしきれません。
…いつか皆さんに恩返しができますように。